【転職コラム】憧れと好き、そして仕事
水商売
私は水商売を多く経験してきました。理由は単純にお金が良い事です。
自分自身お酒が好きな事も兼ねて、ですね。
最初は水割りばかり作る小さなスナック、そしてその間に勉強し別の店に移り、バーテンダーになりました。
バーテンダーの仕事自体は本当に面白かったのですが、やはり労働に対しての収入が割りに合わないと言う理由で辞めました。
夕方4時から朝の6時とかが普通なのに手取りは月18万程度、これじゃあ割りに合わないと考えました。
最初に自分が好きという理由だけで職業を選んだのが失敗でしたね。
ホスト
歌舞伎町でのホストも経験しました。これもお金が目当てだけで入った職場でした。
でも現実は厳しく、下っ端は寒い街中での客引き、客引きに慣れた女性の方には、悪態をつかれ、興味の無い女性には無視される。
何とかお客を店に連れてくる事ができても、ただひたすら飲むばかり。
毎日飲んでは戻し、飲んでは戻しの繰り返しで、目が覚めると何で、どうやって家に帰ってきたのか判らない。おまけに何故か机の上で寝てる(笑)そんな日々でした。
お金はそこそこ良かったといえば良かったのですが、これも時間と賃金を考えると割りに合いませんでした。
夜7時出勤、朝、というか昼の12時頃までひたすら飲み続ける。
身体にもキツイというのもあり、辞めてしまいました。
よく漫画等に出てくるようなホストを想像して入ってしまったのが失敗ですね(笑)
プログラマー
水商売は辞めようと考え、次に考えたのがプログラマーでした。
幸いに「初心者歓迎」という募集があったので応募し、面接をした所、あっさり決まりました。
しかし、労働初日に会社に行ってみれば、教えられた仕事は、なんとアダルトサイトの1クリック詐欺のクレーム対処でした。
プログラムなんてどこにも必要ない、求人広告に完全に騙されました。
面接時にちゃんと会社を見ておかなかった、自分の失敗ですね。
プログラマー、その2
その後ちゃんとしたプログラマーにはなったのですが、これも辛かったです。
最終的にはSEにまではなったのですが、時間が兎に角厳しい。
終電帰りは当たり前の世界でした。
何度も調整してるのに、急に仕様の変更を求めてくるクライアント、それに呆れて逃げ出すプログラマー達。
頭脳労働なので身体は使わなかったのですが、精神的に一番参った仕事はSEでした。
給料もそんなに良くなく、時間に縛られ、クライアントの勝手な要望に次々と答える。
憧れていたプログラマーの世界とは程遠い世界でした。
これも自分の勝手な思い込みから始まった失敗ですね。
最後に
私が経験した、憧れや好き、だけで始めた仕事でどれだけ失敗してきたか、伝わりましたか?まだまだ話し足りない事がありますが、憧れや、好き、だけで始める仕事にはそれなりの覚悟が必要な事が伝わって頂ければ幸いです。
ライター:山下 和哉(やました・かずや)
■1981年石川県生まれ。国立石川工業高等専門学校中退。以降、フリーターとして数々の転職を重ねる。好きなものはバイク、自作PC、音楽鑑賞。学校を中退した理由はプロのミュージシャンを目指していたため。